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首里城の復元は地元にとっても〝待ちわびていた大きな節目〟ですね。その首里城正殿が23日から一般公開されるのを前にきのう、新たな防火設備が公開されました。

その一部を改めて見ていきます。令和の首里城では火災の発生から消火活動までを5段階に分けて考えています。

新たな防火対策の5段階

1未然防止「火災を発生させない」2早期感知「いち早く察知する」3初期消火「小さいうちに消し止める」4延焼防止「燃え広がりを防ぐ」5消火活動「迅速かつ円滑な消火」

まずは未然防止です。電気系統が原因の火災を防ぐため、漏電を検知するとブレーカーを遮断する「漏電遮断器」を導入しています。

さらに夜間の不審者を早期に発見できる「低照度型監視カメラ」を導入。放火などへの対策を強化しています。

そして早期感知。少しの煙やわずかな温度変化も捉える「アナログ式感知器」や炎が発する光も感知する「炎監視センサー」も新設しています。

次は初期消火です。大きなポイントともいえるのが「スプリンクラー」の新設です。平成の首里城にはなかった〝火が燃え広がる前に消化できる自動放水〟1人でも操作しやすい「屋内消火栓」も導入されています。

延焼防止には屋根の裏側や壁などに水を放出する〝ドレンチャー〟が変化。以前は配管が1系統でしたが、今回は4系統に。火災が発生した場所に応じて放水する範囲を分けることで水を効率的に使える仕組みを整えています。

消火活動では以前はなかった〝連結送水管の新設〟によって消防隊が長いホースを延ばさなくても必要な場所で水を取り出せるようになっています。迅速な消火活動ができます。

その他、消火に使える水の量が増えたり自動通報と連動して7つの門が自動的に開くシステムも導入されています。

たくさんの思いが込められた首里城を大切に守っていくために最新鋭のシステムが備わったといえそうです。