県内の地銀グループが2025年度の決算を発表し、3行とも大幅な増収増益となりました。
おきなわフィナンシャルグループの2025年度の経常収益は、前の年度と比べ19.8%増の704億1700万円、経常利益は50.6%増の157億9900万円と増収増益となりました。
純利益は、42.2%増の112億9200万円で、グループ設立以降過去最高を記録しました。
おきなわフィナンシャルグループ 山城正保社長「4期連続の増収増益となっている。こういう成果を上げられたことは、大きく評価できる内容だったと総括をさせていただきたい」
琉球銀行グループの経常収益は16.1%増の803億2200万円で、経常利益は、56.8%増の130億6000万円と、増収・増益となりました。
琉球銀行 島袋健頭取「経営陣、また現場の行員も一定の手応えを感じた1年だったと思っている」
2026年度の見通しについては、新しく完成した本店ビルの費用などの経費増加があるものの、預貸金収支や国債、株式などの利息配当金でそれを上回る増益が見込まれるとしています。
沖縄海邦銀行グループの経常収益は、21.7%増の160億900万円、経常利益は98.4%増の21億6700万円で、増収増益となりました。
新城一史頭取はいい決算だったとした一方、今後については県内景気の先行きの不透明さなどを踏まえ、厳しい決算になるのではないかと懸念を示しました。
沖縄海邦銀行 新城一史頭取「(政策金利上昇が見込まれるが)銀行としては貸出金利の引き上げはなかなか厳しい状況。だが預金金利がものすごく上がる。預貸金のりざやが縮小する可能性はあるだろう。そのため(来年度は)今年よりは厳しい決算となるのではないか」
3行とも、50%を超える大幅な増益となった要因として、観光需要の回復を背景に、県経済が順調に推移し、資金需要が拡大したことをあげていて、日銀の政策金利引き上げに伴う貸出金利回りの上昇が加わり、収益を大きく押し上げました。
