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2022年、沖縄市で警察官がバイクを運転していた当時高校生だった男性の右目を警棒で失明させた事件をめぐり、県側と男性が示談する方向で調整していることが分かりました。

示談金は、約8800万円になるとみられています。

この事件は2022年1月、当時宮崎県警から出向で沖縄警察署に勤務していた男性警察官が沖縄市でパトロールをしていた際に、当時17歳の高校生だった男性が運転するバイクを制止しようとして警棒を男性の右目に当てて、眼球破裂による失明などの大けがをさせたものです。

この事件をめぐり、発生後に若者ら数百人が沖縄警察署に集まり、その一部が石やビンを投げつけるなどして庁舎や警察車両などを損壊させ、暴力団員の男や少年らが摘発されました。

当時県警は特別公務員暴行陵虐致傷の容疑で男性警察官を書類送検し、検察は業務上過失傷害の罪で起訴。那覇地裁は警察官の過失を認定し罰金100万円の有罪判決を言い渡し2024年1月に刑が確定しました。

県警によりますと、県と県警は、被害男性に示談を打診していて、2025年11月に男性側から治療費を含む8800万円の支払いを求める書面が提出され、その後、県側が全面的に応じる形になったということです。

県は今後、県議会6月定例会に示談金の関連議案を提出する方針です。