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続いては水泳の話題です。この春から新生活が始まった方も多いと思いますが、こちらは今月から水泳大国「オーストラリア」の高校に進学した宜野湾市出身の正木魁(まさき・かい)選手です。沖縄から世界を目指す水泳界のホープを取材しました。

3月うるま市 中学最後の体育の授業

中学校の卒業式を目前に控えた先月3日、クラスメイトと受ける体育の授業もこの日が最後です。オーストラリア人の父・マークさんと日本人の母・久美さんを両親に持つ正木魁選手は、去年8月水泳のジュニアオリンピック100m自由形で全国2位に。

沖縄から世界へ 水泳界の星「正木魁選手」

去年10月県招待スプリント選手権、さらに日本のトップスイマーと競い県記録も更新。まさに水泳界「期待の星」です。

同級生に正木選手について聞いてみると?

Q.正木くんはどんな人?同級生「オールマイティ」「負けず嫌い」「頭いい」

正木魁選手「そうなんじゃないですか!」(クラスの笑い声)

沖縄から世界へ 水泳界の星「正木魁選手」

父・マークさんが水泳をしていたことをきっかけに5歳の時に始めた水泳。地道に練習を続け、中学2年生の時に初めて出場した全国大会で、ある思いが芽生えます。

正木魁選手「全国レベルの自分の年代の選手が活躍して」「速いタイムを出しているのがすごくて」「戦えるように」「頑張ろうという気持ちもあった」「さらに上のレベルで戦いたい」

沖縄から世界へ 水泳界の星「正木魁選手」

全国の舞台で受けた同世代からの刺激が競技生活の原動力に。その思いを叶えようと正木選手を指導してきたのが知念朝隆コーチです。

沖縄スイミングスクール前田校 知念朝隆コーチ「もっと上に行きたい」「ナショナルチームに入るくらいのレベルになりたいという」「やる気が出てきた」「1ストロークで進む距離は元々長かったので」「そこを伸ばしていこうと話してやってきた」

沖縄から世界へ 水泳界の星「正木魁選手」

正木魁選手「これからもっと早くなる自信があった」「入水速度も成長したし」「パワーをつけて1回で」「水をかける距離を伸ばした」

これまで飛び込む時により速くより遠くに飛ぶための「脚力」そして「ひとかきで進む距離を伸ばすための筋力」を鍛え、記録を縮めてきました。

正木魁選手「苦しい時もあるが楽しい方が大きい」「ベストタイムが出た時が一番楽しい」

沖縄スイミングスクール前田校 知念朝隆コーチ「ハードな練習も多いが」「ちゃんと耐えて」「ここまで来たら次はここまでとか」「自分で目標を決めながらやっていくタイプ」「努力家」「そこが一番の魅力だと思う」

そしてさらなる高みを目指すため、これまで支えてくれた家族の元を離れ、水泳大国・オーストラリアの高校に進学することを決意。今月から新生活が始まっています。

沖縄から世界へ 水泳界の星「正木魁選手」

正木魁選手「まだ慣れないけど楽しい」「みんなフレンドリーで過ごしやすい環境」「体格が大きくて」「みんな大人みたいな体」

沖縄を離れて1カ月、さっそくうれしい報告が!

正木魁選手「全国大会で3位になりました」

沖縄から世界へ 水泳界の星「正木魁選手」

おととい行われたオーストラリアの全国大会。得意の100m自由形で自己ベストを更新し、見事3位入賞を果たしました。

正木魁選手「沖縄と比べて身近に」「もっと速い選手がいる」「一緒に戦える選手がいて楽しい」「体作りをして」「他の選手の体格にも負けずに」「頑張っていく」

沖縄から世界へ 水泳界の星「正木魁選手」

沖縄から世界へ!オーストラリアでの挑戦が続きます。

早くも記録を出し始めています。高校では「オーストラリアの全国大会で優勝したい」と話す正木選手。近い将来、国際大会で活躍する姿が見られるかもしれません。今後の活躍に注目です。