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国の文化審議会は「琉球国之図」を国の重要文化財に指定し、北中城村熱田の「島根殿本殿」などを登録有形文化財に登録するよう、文部科学大臣に答申しました。答申されたのは沖縄美ら島財団が所有する「琉球国之図」です。

琉球国之図は1797年に琉球国の役人高原景宅が作製したもので、江戸時代の測量家、伊能忠敬が日本全国を測量し始める60年前に沖縄本島や久米島など周辺離島を測量した絵図です。

絵図には行政区画の間切りなど、緻密な地図描写と豊富な文字情報が示され、王国時代の歴史や測量史上価値が高いと評価されています。

また、国の文化審議会は北中城村熱田の島根殿本殿など、ほか3件、合せて4件を国の登録有形文化財に登録するよう答申しました。

島根殿本殿は1940年、熱田御嶽を神社化したもので、本殿は鉄筋コンクリート造、一間社流造となっていて、沖縄で進展した御嶽の神社化を示す貴重な建築となってます。

そのほかの3件は、島根殿拝殿と島根殿アガリユーヌウトゥーシ島根殿鳥居です。

これらは、春ごろ官報に告示され正式な登録となります。