特集です。きょうはお天気に関する内容ということで池宮城さんがお伝えします。
池宮城さん「はい、きょうはこの5月から新しく変わる防災気象情報についてお知らせしたいと思います。お2人はもしも大雨警報といった情報が出た場合、どのような行動をとりますか?」
キャスター「そうですね、避難とかいろいろ考えられますけれども、どれくらい状況が悪いのかとか、いまいちピンとこないかもしれません。情報の種類によっても判断が難しいかもしれませんね」
池宮城さん「そうですよね、まさにそこがポイントなんです。先月、この新しく始まる防災気象情報に関する講演会が開催されて私も参加したんですが、その中でこのようなアンケート結果が紹介されました」
池宮城さん「このアンケートによると、およそ半数の方が『情報の種類が多すぎてわからない』『どれが避難を判断するのに参考となる情報なのかが分かりにくい』と答えています。このような経緯もあり、令和4年から有識者による検討会が開かれ、今回の見直しにつながったとのことでした。この新たな防災気象情報について、講演会で登壇された沖縄気象台の上原防災調整官にお話を聞きました」
池宮城さん「よろしくお願いします」
上原防災調整官「よろしくお願いします」
池宮城さん「新たに変わる防災気象情報のポイントというのを教えていただきたいと思います」
上原防災調整官「一番のポイントは、例えば大雨警報などの防災気象情報の名称ですね、その名称に避難レベルの数字を付けて発表することになります。数字を覚えればどういう避難行動を取ればいいのかっていうのがすぐにわかるようになります。ここが最大のポイントになります」
池宮城さん「今の警戒レベルは5段階あると思うんですけどそこについて詳しく教えてください」
上原防災調整官「警戒レベルが導入されたのが令和元年ですけれども、住民が災害の際に取るべき行動を5段階の数字で表したものです。レベル4が市町村が発表する避難指示に当たるもので、レベル3が高齢者等避難に当たります。このような避難情報に対応させて気象台は様々な情報を発表しています」
池宮城さん「警戒レベルも付けて出していくんですけれども、これまでと変わった新たな防災気象情報について教えていただければと思います」
上原防災調整官「一番やっぱり大事なのが防災気象情報の名称にレベルが付くということを重ねて申し上げたいと思います。これが一番大事です。それからレベル4の相当情報が危険警報という名称に変わります」
「これまで例えば土砂の情報でしたら土砂災害警戒情報などの名前になっているんですが、これが全てレベル4は例えば氾濫とか土砂とか、大雨とか、高潮とかですね、全てがこの危険警報という名前で統一されます。危険レベル4、危険警報というのが出れば全員避難の情報だというのが分かりやすくなります」
「特に沖縄は新しい情報が始まるのが5月下旬を予定していまして、沖縄はすでに梅雨の期間に入っているんですね、すでに雨が降りやすい状況の中で情報が新しくなるので、やはりあの特に沖縄の方々はこの新しい情報を早めに知識をつけて頂きたい、その知識を持って正しい避難行動をですね、取るようになっていただきたいと思いますので、ぜひ宜しくよろしくお願いします」
池宮城さん「一番のポイントは新たに数字が付いて発表されるということ、そしてレベル4が危険警報という名称に統一されることです。こちらの表でご説明します。避難行動の目安となるのがレベル3警報以上となります。レベル3警報で避難に時間がかかる高齢者などは避難を開始するようにしましょう」
「そしてレベル4危険警報が発表された場合は、危険な場所から全員避難することになります。特に沖縄では台風の影響で避難時に暴風が予想されることも考えられます。その場合には暴風が吹き始める前に避難を完了しましょう」
「さらにレベル5特別警報が発表された場合は、すでに災害が発生して命の危険が差し迫っている状況です。今いる場所よりも安全な場所へ退避することが必要です」
キャスター「なるほど、数字で示されることでより危険の度合いがわかりやすくなるんですね。命や財産にかかわることでもありますから、早めにチェックしたいですね」
池宮城さん「そうですね、この5月から始まる新しい防災気象情報、くわしい内容は気象庁のホームページに特設ページにも掲載されていますので、ぜひそちらも参考になさってください」
