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使い捨てラップを減らそうと、ハチの巣から採れるミツロウを使ったラップを作るワークショップが名護市で開かれました。

このワークショップは環境問題に関心を持ってもらおうと名護市の飲食店が企画しました。

「ミツロウラップ」は、ミツバチの巣から採れるミツロウを麻や綿など自然素材の布に染み込ませて作ったラップで、洗って繰り返し使えることから食品用ラップに代わる環境に優しいアイテムとして注目されています。

また、ミツロウを染み込ませた布は抗菌性や保湿性もあることから、切った野菜などを包んで保管することもできます。

参加した親子は、講師のレクチャーを受けながら、お気に入りの布にミツロウをのせ、アイロンの熱で染み込ませて布になじませると、あっという間に完成させました。

参加した女性は「とてもいい感じにできたのではと思います、使ってみた感想はすごくいい感じにくっつきますし、野菜の持ちも普通のラップより長持ちします」と話しました。

講師・武田絵理子さんは「何度も使えるので、ゴミの削減やプラスティック削減にとても役立つと思います。一人一人ができることは少ないかもしれないですけれど、何もはじめないと何も変わらないので、小さなことから地球の環境を守るために活動していけたらと思います」と話しました。

参加者は、繰り返し使えて地球に優しいミツロウラップの良さを感じたようでした。