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11月23日、アメリカ軍の憲兵隊が沖縄市で実施した単独パトロールで、軍人ではない外国人男性を拘束していたことが分かりました。アメリカ軍は単独パトロールを一時停止する意向だということです。

アメリカ軍の準機関紙、星条旗新聞によりますと、11月23日、アメリカ軍の憲兵隊が沖縄市で実施した単独パトロールで軍人ではない、民間の外国人男性を拘束したということです。

SNSに投稿された動画では、憲兵隊が外国人男性を押さえつけている様子が映っていて「身分証を示さなければ日本人も拘束できるのか」との問いかけに「できる、そうすれば彼らを日本の警察に引き渡せる」と憲兵が答えています。

日米地位協定では、米軍が民間地で刑事上の権利を行使できるのは軍関係者に限られています。

この事案を受け、アメリカ軍は憲兵隊のパトロールを一時停止し、隊員の再訓練を行うとしています。

県内では2025年9月からアメリカ軍の憲兵が基地の外での単独パトロールを実施していて、警察権の拡大に懸念の声があがっています。