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続いては、水泳です。沖縄の子どもたちの水泳の競技力向上を目的にきのう、那覇市で初めて開催された沖縄県招待スプリント選手権水泳競技大会。オリンピック選手など日本のトップスイマーたちが子どもたちの前で華麗な泳ぎを見せました。

塩浦 慎理 選手「この日を無事に迎えられたことがうれしい」「子どもたちの笑顔がたくさん出る大会になってほしい」

沖縄の子どもたちの競技力向上へ!トップスイマーたちとの貴重なレース

沖縄で初めて開催された県招待スプリント選手権、その主催者で世界水泳銅メダリスト、アジア記録保持者の塩浦 慎理選手。

これまで県内で子どもたちに水泳の指導をする中で、沖縄の子どもたちの可能性を感じていて、強豪県ではない沖縄の水泳の競技力向上、子どもたちに日本を代表するトップ選手と触れあう中で夢や目標を持ってほしいと大会を企画しました。

沖縄の子どもたちの競技力向上へ!トップスイマーたちとの貴重なレース

塩浦 慎理 選手「自分自身も子供の頃にオリンピック選手と触れ合って」「そうなりたいと思った経験がある」「我々招待選手たちが子どもたちに何かを与えられたらという思い」「大きな体験になってほしい」

日本を代表する若手選手も招待選手として参加した大会、女子50m自由形 決勝では、パリオリンピック日本代表で世界ジュニア選手権金メダリストの平井瑞稀選手が登場。その隣を泳いだのは、今年ジュニアオリンピックで優勝した那覇西高校2年の「平良吏美香」選手。

平良吏美香 選手「こんな機会はないと思うので」「全力で楽しんで」「どこまで食らいつけるかという思いで泳いだ」

平良選手は25秒74と、憧れのオリンピアンと泳いだことで1年ぶりに自身の持つ県記録を更新し優勝を果たしました。

沖縄の子どもたちの競技力向上へ!トップスイマーたちとの貴重なレース

男子50m自由形 決勝も白熱したレースに!パリオリンピック銀メダリスト 松下 知之選手。そして大会の主催者・塩浦 慎理 選手が出場。県勢からは、今年ジュニアオリンピック準優勝、うるま市のインターナショナルスクールアミ―クス中学3年の正木 魁(まさき かい)選手がトップスイマー2人に挑みました。

正木 魁 選手「みんな速くて」「せっかくなので勝負して」「(レースを)引っ張ってもらった」

日本を代表するトップスイマー2人に食らいつく泳ぎで正木 選手は県新記録を更新し優勝しました。

沖縄の子どもたちの競技力向上へ!トップスイマーたちとの貴重なレース

正木 魁 選手「(トップ選手たちは)自信もって泳いでいる」「自分も泳ぎに自信をつけて」「(トップ選手たちに)近づけるように」「この経験を忘れずレースしていきたい」

2024年パリオリンピック銀メダリスト 松下 知之選手をはじめ、日本トップスイマーの泳ぎに子どもたちは?

参加した子ども「速かった!」

沖縄の子どもたちの競技力向上へ!トップスイマーたちとの貴重なレース

参加した子ども「自分よりすごくきれいに泳いでいた」「自分もまねして綺麗なフォームで泳ごうと思った」

参加した子ども「(泳ぐ)リズム感とか」「とても上手かった」

沖縄の子どもたちの競技力向上へ!トップスイマーたちとの貴重なレース

松下 知之 選手「自分も幼い頃にスター選手を見てここまで頑張ってこれた」「そういう立場になったという自覚と責任感が芽生えた良い大会だった」「(沖縄の子どもたち)良い泳ぎをしていた」「自分はオリンピックをめざしてやっていくが」「そういう大会に1人でも多く挑んでくれることを願っている」

塩浦 慎理 選手「2034年の(沖縄開催の)国民スポは大きな目標」「今日参加した小学生たちが国スポに出るような年齢になってくる」「この第1回大会に出た選手が沖縄を代表して」「全国や世界に羽ばたく選手が出れば幸せ」

沖縄の子どもたちの競技力向上へ!トップスイマーたちとの貴重なレース