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2024年1月、名護市の喫茶店で女性の腹部を刺し殺害しようとした罪に問われている男の裁判員裁判が9月30日開かれ、被告は起訴内容を否認しました。

この裁判員裁判は、2024年1月名護市のカラオケ喫茶で市内に住む無職東恩納満被告(74)が経営者の女性の左腹部を包丁で突き刺し殺害しようとした殺人未遂の罪に問われているものです。

9月30日、那覇地裁で開かれた初公判で東恩納被告は「殺すつもりはありませんでした」と起訴内容を否認しました。

冒頭陳述で検察側は、被告人は自宅の下にあるカラオケ喫茶の騒音に対する怒りから人が死ぬ危険が高い行為と認識していながら左腹部を包丁で突き刺したと主張。

一方、弁護側は被告は騒音に抗議するため衝動的に刺したに過ぎず、死の結果が生じ得る行為と認識して行ったものではないと殺意を否定しました。

裁判は10月1日も開かれ被告人尋問などが行われる予定です。