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母校を卒業した学生が中心となって進路選択に悩んでいる在校生にアドバイスする取り組みが、石垣市の高校で行われました。
この取り組みは、琉球大学が学内公募した地域での課題解決や活性化などに取り組む地域共創型学生プロジェクトに採択された、離島の高校生と大学生との交流会です。
「しーじゃとゆんたく会」と題して八重山高校で開かれた交流会では、この学校を卒業した学生ら10人が参加。高校1年生を対象に卒業後の進路選択やそれに向けた勉強方法などの相談に乗っていました。普段直接聞くことができない先輩の生の声に、生徒たちは聞き入っていました。
男子生徒は「自分も今から頑張っていかないといけないので頑張る勇気になりました」と話しました。女子生徒は「先輩たちからできるだけ先取りして予習するってのを教わったのでそれをできるだけやろうかなって思いました」と話しました。
八重山高卒でプロジェクトメンバーの清水菜々子さんは「私が高校生の時に身近に大学生がいなくて、私が高校の時に思っていたことを解消できるプロジェクトがあったらいいかなと思って今回この企画をつくりました」と話しました。
学生らは、交流会で行ったアンケートや生徒の相談内容を今後取りまとめて、2025年度末に開催される学内の報告会で発表する予定です。