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2025年9月11日から始まった日米共同訓練「レゾリュート・ドラゴン」について、日米の両司令官は、訓練の重要性を改めて訴えました。

日米共同訓練・「レゾリュート・ドラゴン25」は、自衛隊とアメリカ海兵隊が共同作戦での連携強化と島しょ防衛能力の向上を図る目的とされています。

2025年9月17日、陸上自衛隊・石垣駐屯地で行われた共同会見で在沖アメリカ海兵隊トップのロジャー・ターナー司令官は「日米同盟はインド太平洋地域の安全保障の基盤」と強調しました。

今回、防衛省は与那国島に計画していたアメリカ軍のロケット砲の展開を取りやめた経緯もあります。九州・沖縄地区を統括する陸上自衛隊・西部方面総監の鳥海誠司陸将は、訓練と地元首長との関係について「細部のやり取りは控える」としました。

訓練では、アメリカ軍の最新型地対艦ミサイルシステム「NMESIS」や新型の防空統合システム「MADIS」を初めて自衛隊駐屯地で展開しています。駐屯地の周辺では、訓練に反対する市民団体が抗議の声を上げていました。