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2024年7月、宮古島市で女性の胸や腹部を包丁で複数回刺したとして、殺人未遂などの罪で起訴されていた男の裁判員裁判が始まり、男は起訴内容を認めました。
起訴状などによりますと住所不定・無職の羽地淳被告(54)は2024年7月宮古島市内の自宅にひとりでいた当時83歳の女性の胸や腹部を持っていた2本の包丁で、複数回刺して殺害しようとした殺人未遂などの罪に問われています。
9月16日の初公判で、羽地被告は起訴内容を認めました。
冒頭陳述で検察側は、事件前に包丁2本を宮古島市内で購入するなど被害者やその家族に強い恨みがあったとし「危険で一方的な犯行」と指摘。
一方、弁護側は「被告は、被害者の息子である教会の牧師に悩みを相談したが、家族や信者らに言いふらされてしまい、牧師やその家族に対して強い恨みを抱くようになった」と述べました。
裁判は9月17日も開かれ被告人質問などが予定されています。