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陸上自衛隊の宮古島駐屯地のトップが市民に恫喝発言をした問題で、市民団体が抗議のため面談を求めました。しかし、トップとは会えず、市民団体は改めて面談を求めています。

この映像は、8月6日、宮古島市で陸上自衛隊が実施した徒歩防災訓練の際、宮古島駐屯地司令の比嘉隼人警備隊長が、市民団体に「許可を取れ」などと恫喝し詰め寄ったものです。

比嘉警備隊長は市民団体のメンバーにこの場所の使用許可を取るよう発言していたものの、その後、市民団体が駐車場の管理者に確認したところ使用許可は必要ありませんでした。

8月9日に市民団体が、駐屯地を訪れ発言の撤回と謝罪などを求める要請を行う予定でしたが、比嘉警備隊長が姿を見せなかったため改めて面談をするよう求めました。

陸自・宮古島駐屯地は、当時の状況について「拡声器を用いた大きな抗議をうけたため、中止してもらいたいとの意図から緊急的に確認を実施した」と説明していますが、市民団体は「控えめな音量で話しかけただけで抗議活動ではない」と話しています。