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2026年の県知事選挙に向け、オール沖縄系の各政党は12月24日に会議を開き、玉城知事の3選に向けての擁立を軸に議論を進めることを確認しました。一方、保守系は那覇市の古謝副市長の擁立が有力視されています。

12月24日に会議を開いたのは、玉城知事を支える県政与党の会派や政党です。会議は非公開で行われ、終了後、複数の議員が取材に応じました。

記者が「知事以外がいいという意見もでたのでしょうか」と質問をすると、山内末子県議は「それはないです、ない」と答えました。

取材に応じた議員らによりますと、玉城知事以外の擁立を求める意見は出なかったものの、各政党や組織内での議論が必要との意見もあり、方針の決定は年明けに持ち越すことになったということです。

こうした議論が進むなか、25日、玉城知事は報道各社のインタビューに応じ、去就について「いずれにしても、私は今の状況を静観したい」と答えました。

玉城知事は「後援会や家族と相談して判断の時期を決めたい」とし明言を避けています。

一方、経済界や自民系の市長らでつくる知事選候補者選考委員会は、公募などで候補者の選考を進めており、関係者によりますと那覇市の古謝玄太副市長の擁立が有力視されているということです。

来年の県知事選 オール沖縄、現職3選出馬を軸に調整へ 玉城知事「状況を静観」自民系は古謝那覇市副市長が有力視