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嘉手納基地で4日夕方、アメリカ軍の戦闘機が車輪が脱落したまま着陸し、火花が飛び散る様子が確認されました。

アメリカ空軍によりますと4日午後6時40分ごろ、嘉手納基地に配備している空軍のF15E戦闘機1機が車輪が脱落した状態で着陸しました。

基地の近くのQABの情報カメラの映像では、滑走路上で白い火花のようなものが飛び散る様子が確認できました。アメリカ軍によりますと、搭乗員ふたりにけがはないということです。

戦闘機は飛行中に車輪の欠落が判明し、インド洋のイギリス領ディエゴガルシアの基地で回収されたということです。

戦闘機は、けさは誘導路に駐機されているのが確認されています。車輪が脱落した原因をアメリカ軍は現時点で明らかにしていません。

県と嘉手納町には、4日午後7時半に沖縄防衛局から「F15E戦闘機1機が片方の後輪なしで着陸して緊急車両が出動しているのが確認されている」と連絡があり、また、午後8時半に戦闘機の所属や外れた車輪が回収されたと伝えられたということです。

県は事実確認をしながら今後の対応を検討しています。