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県内で百日咳にかかった患者が過去最多を大きく上回るペースで増加しています。県によりますと2025年の第29週にあたる7月14日から20日時点で、百日咳に罹患した人が累計で918人となっています。統計を取った2018年以降で過去最多を記録した2025年の86人の10倍を超えるペースで増えているとして、県は注意を呼びかけています。
年代別では10歳から14歳が356人と最も多く、次いで5歳から9歳で210人、15歳から19歳が107人となっています。全国でも5万2553人と感染が拡大しています。
百日咳は感染力が強く乳幼児が感染すると重症化あるいは死にいたるケースもあることから、生後2か月になった乳児は速やかにワクチンの接種を開始し、未接種の成人で症状がある場合は新生児・乳幼児への接触は控えるよう呼びかけています。また咳が長引く場合は早めの医療機関受診と咳エチケットなどの感染対策を呼びかけています。