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６月、不同意性交等致傷の罪で那覇地裁から実刑判決を言い渡されたアメリカ海兵隊の男が判決を不服だとして、６月３０日、控訴していたことが分かりました。
この裁判は、アメリカ海兵隊の上等兵ジャメル・クレイトン被告（２２）が２０２４年５月、本島内で性的暴行を加える目的で面識のない女性の首を締めるなどし、全治２週間のけがをさせた罪に問われているものです。
クレントン被告は公判のなかで「疑われるようなことは一切していない」と無罪を主張していましたが、那覇地裁は６月２４日、被害女性の証言に高度な信用性があるとし、被告の犯行を認定。そのうえで、犯行は、生命の危険が生じかねないほど危険でかなり悪質などとして、地裁は被告に懲役７年の実刑判決を言い渡しました。
地裁によりますと被告は、判決内容に不服があるとして、６月３０日に福岡高裁那覇支部に控訴したということですが控訴理由について被告の弁護人は「一切回答できない」としています。