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2023年、那覇市の歩道で50代の男性に暴行を加えスマートフォンを奪いケガをさせた罪などに問われている男2人の裁判員裁判が行われ2人は起訴内容を否認しました。

強盗致傷などの罪に問われているのは、住所不定・無職の池間直哉被告(23)と浦添市の無職、平識空被告(22)です。

起訴状などによりますと池間被告らは、2023年11月、那覇市泊にある公園の歩道で、当時58歳の男性に対し顔面を複数回殴るなどの暴行を加えケガをさせ、スマートフォンを奪った罪などに問われています。

男性は、顔の骨を折るなどの重傷を負いました。

2025年5月19日、行われた初公判で池間被告と平識被告は「強盗を企てておらずしていない被害者へ暴行を加えてはいない」と強盗致傷の罪を否認しました。

平識被告の弁護側は「犯行当時、暴行を伴う形でひったくりは行わないと思っていたが、池間被告が顔面殴打など暴行を加えはじめた」と主張。

一方で、池間被告の弁護側は「平識被告とはひったくりをしようという話にはなったが、被害者に暴行を加える話はしていない。暴行をしたのは平識被告」と主張しました。2025年5月20日は、被告人質問が行われる予定です。