ウインターカップ県予選決勝に挑むチームの紹介です。きょうは4年連続で決勝進出の「石川」キャプテンを襲った突然のアクシデント。その試練を乗り越え、結束を深めたチームの思いに迫ります。
4年連続の決勝進出。他を寄せつけない常勝軍団は今大会も圧倒的な強さを見せています。攻撃ではスピード感あふれるバスケを展開。相手に隙を見せない戦いを続けます。
そして特に磨きをかけてきたのがディフェンス。インターハイで敗れた相手に”全国との差”を感じ、重点的に強化。そのかいあってここまですべての試合で40失点以内に抑えています。
石川・福田琉心(りこ)主将「2対2の部分で縦に抜かれていた部分を改善して横の2人で止めるという動きが多くなって、簡単に抜かれなくなった。ディフェンスでもっと抑えて30点以内とかもっと厳しめな点数をつけていきたい」
中でも注目はゲームキャプテンの渡口光(ひかり)1年生の頃からレギュラーとして出場、チームのエースとして大きな存在感を放っています。
さらに期待の2年生・神元笑!準決勝では8本ものスリ―ポイントを決め、チームの勝利に大きく貢献しました。
選手層が厚くそれぞれの技術が光る石川。部員たちをまとめるキャプテンの福田さんも1年生からベンチ入りし常に主力としてチームを支えてきましたが、去年、突然の悲劇が。公式戦で右ひざ前十字靭帯断裂の大けがに見舞われ、全治およそ1年。長いリハビリ生活を余儀なくされました。
石川・福田琉心(りこ)主将「(プレーできない)1年間に他のメンバーの層が上がってプレーヤーとして復帰した時に馴染めるかなとか、自分は通用できるかなと不安に感じる部分も多かった」
チームを離れざるを得ない中で生まれた不安。それでも懸命にリハビリに励みマネージャーとしてコートサイドからチームを支えました。
石川・福田琉心(りこ)主将「崎浜先生が何を言っているのかチームの方針は何なのかを聞くうちに理解できるようになってプレーヤーとして復帰した時、少しは自分のためになったと思う」
そして、福田さんの不安をかき消したのがともに戦ってきた仲間たちからの声かけでした。
石川・福田 琉心(りこ)主将「自分がまだできない頃少し動き始めている時期にあずきがコートサイドで見ていたら一緒にやろうと声をかけてくれて。九州大会の現地でもあずきが試合前に一緒に走ろうと誘ってくれて当真や光も『福ちゃん戻ってきて』とか声かけをしてくれて心の支えになった」
主力としてともに戦う山内 あずきさんと当真 妃奈さんにとっても、大きな存在です。
石川・山内 杏姫選手 「自分が悔しいのに明るく声をかけてくれたり、学校の合間にトレーニングに行ったり、努力していることを表に出さないけど一番頑張っていたのがすごい。コートにいる時に福田の声が聞こえてくると頑張れる」
石川・当真 妃奈選手「(自分が)メンタルで落ちていた時『自分じゃなくていい』と言ったけど妃奈しかいないよと言ってくれて頑張ろうと思った。福田が復帰した時に今まで助けられた分(福田を)助ける立場にならないといけないと思った」
誰も欠けることなくチーム一丸で戦い抜くために。苦しみを乗り越え冬の全国を全員で掴みに行きます!
石川・山内 杏姫選手「積極的に石川高校らしいディフェンスからの速攻などを出る人全員ができたら思う」
石川・当真 妃奈選手「自分たちが4連覇しないといけないと強く思っているので、しっかり全国につながる試合にしたい」
石川・福田 琉心(りこ)主将「いつも支えてくれる保護者や関係者の方に感謝の気持ちを持ちながらそういった気持ちをコートで体現したい」
大けがを乗り越えたキャプテンと、それを支えた仲間たち。まさに絆で掴み取った強さですね!注目の決勝戦は今月25日。QABでは熱戦の模様を実況生配信でお届けします。あすは男子の「沖縄水産」です。
