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熊本市の慈恵病院が設置した「こうのとりのゆりかご」に最初に預けられた当事者の男性が県内で講演し、命をつないでいく地域社会の大切さを訴えました。
講師は「こうのとりのゆりかご」に預けられ里親家庭で育った宮津航一さんで「こうのとりのゆりかごから始まる第2の人生」というテーマで話しました。
宮津さんは、小さいころに里親家庭で育っていることを両親から伝えられていました。「こうのとりのゆりかご」は設立から19年、これまでに200人の子どもが預けられています。
宮津さんは、自分が誰から生まれたのか考える時期もあったと語った上で「家族」や心を満たす居場所の大切さについて述べました。
宮津さんは「家族とは血がつながっているということではなくて最後まで味方でいることだと何があっても味方でいるのが家族だとこれは私だけでなくて他の里子たちにも同じように父はこの言葉を伝えていました」と話しています。
宮津さんは「一緒に住んでいる家族だけでなく地域やコミュニティーでも最後まで味方でいるという考え方が広がり子どもたちが安心して生きていけるような「こうのとりのゆりかご」がいらなくなる社会を作りたい」と話していました。
