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マリンレジャーによる水難事故で溺れていないのに体調不良を訴える事例が発生していて、県警や大学病院が原因究明や相互連携に関する中間成果を公表しました。

これは県警と琉球大学病院・名桜大学が水難事故防止を図ろうと1年前に協定を結び取り組んでいるものです。

ダイビングなどによる水難事故で溺れていないのに肺に水が溜まり心肺停止などになる内因性の症例が発生していて、水泳誘発性肺水腫(SIPE=サイプ)とよばれています。

琉球大学病院の梅村武寛救命救急センター長は、医学的な概念は確立されていないと前置きした上で「水中での活動中に血液を押し出す働きが低下し、肺の中に血液が溜まって呼吸不全に陥るケースがある」とサイプのメカニズムを説明しました。

県内ではサイプが疑われる事例が2019年からこれまでに161件発生しています。

県警などは今後、レジャー業者に体調を確認する表を配布するなどして事故防止を呼びかけることにしています。