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60歳以上の美術愛好家が制作した絵画や工芸品などを展示するイベントが、12月2日から浦添市で開かれています。
2025年で16回目となる「沖縄ねんりんピックかりゆし美術展」は、高齢者が芸術や文化活動に参加する機会を作り、明るく活力ある長寿社会を目指そうと県社会福祉協議会などが毎年開催しています。
会場には、60歳以上の美術愛好家が制作した絵画や工芸作品・書道などあわせて179点が展示されています。
初出展で県知事賞を受賞した高田富男さんの焼き物の作品「毎年変わる干支シーサー」12種類の干支の頭を自由に付け替えることができる置物で、どれも個性的で愛らしく、ユーモアを感じさせるデザインになっています。
県知事賞を受賞した高田富男さんは「今までで、きょうが一番うれしい賞と言いますか、一日ですね。せっかく沖縄だからと思ってシーサーに少しは近づけて作った方がいいかなと思って作りました」と話しました。
また、男性で最高齢96歳の眞玉橋三郎さんの書道は「臨書」、中国の古典を真似て書き上げたもので、一文字ごとに正確で丁寧に書き映されています。
この企画展は2025年12月6日まで、浦添市美術館で開かれています。
