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2025年10月、沖縄市の運送会社に包丁を持って押し入った上、女性従業員に金融機関で金を引き出させ奪ったなどの罪に問われている男の裁判が開かれ、男は起訴内容を一部否認しました。
強盗や建造物侵入などの罪に問われているのは、うるま市の無職德田榮被告(71)です。
起訴状などによりますと德田被告は2025年10月、自身が社長を務めていた沖縄市の運送会社の事務所に包丁を持って押し入り、室内にいた女性従業員2人を車に乗せ金融機関で現金1600万円余りを引き出させ、その金を奪ったなどとされています。
2025年12月1日那覇地裁沖縄支部で開かれた初公判で、德田被告は「最初から強盗をするつもりで入ったわけではありません」「殺すなどといった言葉は使った覚えはない」などと、起訴内容を一部否認しました。
冒頭陳述で検察は、被告は会社の売却代金を巡り不満をもっていたと指摘。一方、弁護側は包丁を持ってお金を奪ったことは認めるものの、強盗をするつもりで会社に入った訳ではないと主張しました。
次の裁判は、12月15日に被告人質問などが開かれます。
