3年ぶりのリーグ制覇とEASLの優勝、そして、天皇杯連覇をめざすシーズンが、いよいよ始まります。
バケットボール・Bリーグ琉球ゴールデンキングスは、きのう沖縄市で昨シーズン韓国リーグ覇者のチームとプレシーズンゲームを行い、見事、勝利を収めました。
旧盆の入りだったきのう、沖縄サントリーアリーナには、開場前から大勢のキングスファンが集まりました。

女性「今年は去年の悔しさの分、思いっきり、頑張ってくれると思ってます。」
女性「得点も、脇を生かしてどんどん稼いでほしいな~」
お父さん「沖縄を元気にするようなプレーを期待してます。」お母さんと息子さん「GO!GO!KINGS!」
相手は韓国リーグで昨シーズン初優勝を成し遂げた元キングスのカール・タマヨが所属する「昌原(チャンウォン)LGセイカーズ」

試合前の練習では、新加入メンバーの、佐土原遼(さどはら・りょう)と、小針幸也(こばり・こうや)、ケガで昨シーズンの後半を欠場した岸本隆一(きしもと・りゅういち)が元気な姿を見せていました。
そして、オープニングのスタメン発表で岸本が紹介されると、会場は大きな歓声の渦に包まれました。

試合は昨シーズンの新人王、脇真大(わき・まさひろ)が、ドライブで今シーズン・チーム初得点。佐土原(さどはら)も、シュートを決めると、今度は岸本のノールックパスを受け取り得点を重ねます。
久しぶりの試合となった岸本も、華麗な3ポイントシュート!喜びをアピールします。そして、小針(こばり)も途中からコートに入ると早速、カークへの絶妙なアシストで得点を重ね、流れを作ります。

第2Qには、飛び出したヴィック・ローのこのスーパープレイ!外したボールを右手1本でねじ込みます。海外での試合から帰ったばかりのクーリーが見守る中、アルマが2Pシュートを決めるなど、前半を43対31。12点のリードで折り返します。
後半に入っても、キングスの勢いは止まりません。アルマが小野寺のパスから豪快にダンク!この日、アルマはプレータイム20分で25得点をあげます。佐土原も相手のパスをカットしたカークからもらったボールをしっかり決めて、アルマに続く18得点をあげます。

第4Qでは、荒川颯。華麗なレイアップシュートに。3ポイントシュート!そして、味方の素早いパスを受けて連続でシュートを決めます。試合終了間際には、平良 宗龍(たいら・しゅうたつ)、佐取 龍之介(さとり・りゅうのすけ)などが、コートに上がり、メンバー全員出場したキングス!93対69で勝利しました。
佐土原遼選手「はじめまして、8番の佐土原亮です。皆さんと一緒に優勝したいと思うので応援よろしくお願いします」

力強いスタートを切ったキングス!ファンとともに歩む新シーズン、期待が高まります。