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9月3日に本島中部に住む男性が、警察官を名乗る人物からの嘘の電話を信じ、現金およそ330万円をだまし取られる特殊詐欺事件がありました。
警察によりますと、9月3日午後1時前、本島中部に住む飲食店経営の40代男性に、県外の警察官を名乗る人物から電話がありました。
その人物は男性に「あなたのカードが、詐欺グループとの取引に使われ、あなたに逮捕状が出ている」と伝えたうえ「身の潔白を証明するために金を振り込んで資金の移動を確認したい」と求められました。
その話を信じた男性はLINEに誘導され、人物が指定した口座に複数回、金を振り込み、およそ330万円をだまし取られたということです。
その後、男性は不審に思い警察に相談したことで事件が発覚しました。
宜野湾警察署は「警察が電話やメールなどで金を要求することは、絶対にない。不審な点があれば一人で判断せず、家族や友人、警察に相談してほしい」と呼びかけています。