県内で水難事故相次ぐ 阿嘉島と渡嘉敷島でシュノーケル中に男性2人死亡

6月29日、座間味村と渡嘉敷村でシュノーケルをしていた60代の男性2人が死亡するなど、県内では水難事故が相次いでいます。

那覇海上保安部によりますと6月29日午後1時20分ごろ座間味村阿嘉島の北浜ビーチで、千葉県からの観光客の男性(64)が、うつ伏せの状態で海面に浮いているのをライフガードが発見しました。

男性は、駆けつけた医師によって蘇生措置が行われましたが約1時間後に死亡が確認されました。男性は事故当時、友人と2人でシュノーケルをしていて、何らかの理由で溺れてしまったとみられています。

また、6月29日午後には渡嘉敷村阿波連ビーチ付近で東京から社員旅行で沖縄を訪れ、シュノーケリングをしていた男性(66)が、うつぶせの状態で浮いているのを観光客が発見しました。男性は、診療所に搬送されましたが発見から約1時間後に死亡が確認されました。

亡くなった男性2人はいずれも救命胴衣を着用していなかったということで、那覇海上保安部ではマリンレジャーを行う際には救命胴衣を着用するなど注意を呼びかけています。