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高齢男性がSNSで知り合った人物からうその投資話を持ち掛けられ、現金およそ7900万円をだまし取られる詐欺事件がありました。県内では、こうした事件が相次いでいます。
警察によりますと、2025年3月、県内に住む70代の男性が偽の投資広告から「春の家庭資産増強計画Z1」と称した偽の投資グループラインに招待され、グループの中心人物となっていた「高橋」を名乗る女から「株式を購入すれば資産が増える」などといったメッセージが届きました。
男性は、この投資話を信じ、指定された口座に16回にわたって現金およそ7900万円を振り込んだということです。
振り込んだあとは、グループLINEに投資額が増えているような画像が送られてきたため信用していましたが、2025年5月、男性が貯まったお金を引き出そうとした際、追加で手数料や税金を要求され、それを不審に思った男性が金融機関に相談したところ事件が発覚しました。
また2025年4月には、那覇市に住む30代の男性が、メールで届いた融資の話を信じ、申し込んだ際に委託金などの名目で請求を受け現金およそ85万円をだまし取られた詐欺事件も発生しています。
警察では「手口が巧妙化していて被害が増えている。不審な点があれば家族や友人などと話し合い、警察に相談してほしい」と呼びかけています。