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漁が最盛期を迎えているクロマグロの漁獲可能量が7.1トン追加となり、2024年度の沖縄県への割り当て量が合計154.6トンになりました。

クロマグロは資源保護のために国際会議で毎年、漁獲量が決められていて、国が都道府県ごとにとれる漁獲枠の上限を設定しています。

2024年度の沖縄県への割り当て漁獲量は147.5トンでしたが5月2日に新たに7.1トン追加され合計で154.6トンになりました。

県によりますと、例年追加配分は5月上旬の1回のみですが2024年の追加配分の時期が5月下旬にずれ込む事が国から示されたため県内のクロマグロ主漁期にあわせるよう県が要望し今回、前倒しで追加配分を受けたという事です。

2024年度の県による速報値は5月2日現在で36トンと割り当て漁獲量のおよそ26%が水揚げされていて、5月下旬頃には2回目の追加配分が予定されているという事です。

県農林水産部では「主漁期の4月下旬から5月下旬にかけて、十分な漁獲枠を確保する事が非常に重要」としています。