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ヤンバルクイナの交通事故防止を呼びかけるキャンペーンが大宜味村で行われました。このキャンペーンは交通量の増加が見込まれるゴールデンウイーク期間中に、ヤンバルクイナをはじめやんばるに生息する野生動物の交通事故を防止しようと企画されたものです。

5月3日、大宜味村の道の駅では環境省やんばる自然保護官事務所のマスコットキャラクター「クイちゃん」が名護警察署の一日署長に任命。道の駅の利用者にチラシなどを配布しながら、県道70号線の事故多発エリアでは減速して走行する事など、野生動物のロードキル防止を呼びかけました。

自然保護官「ヤンバルクイナは繁殖期の真最中になってますので、やんばる路を走る際にはヤンバルクイナなど野生動物の飛び出しに十分注意頂いて、やんばるの自然をゆっくりと楽しんで頂ければと思います」

去年発生したヤンバルクイナの交通事故は32件と前の年の件数を上回っていて、内30件は死亡事故に発展しているという事です。