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大幅な赤字から一転、昨年度は黒字となりました。沖縄電力は30日、2023年度決算でグループ全体の純利益が23億9100万円だったことを発表しました。

沖縄電力によりますと、2023年度のグループ全体の売上高は電気料金改定などが要因となり前年度比で5.8%増の2363億9400万円となりました。

一方で、支出は、燃料価格の下落や、他社から購入する電力料の減少などによって、前年度比で14.3%減の2329億1200万円。これにより、グループ全体の純利益は23億9100万円と、2022年度の454億円の大幅な赤字から一転して2年ぶりの黒字となりました。

沖縄電力・本永浩之社長「(利益については)かなり当社の歴史の中では低い水準という風に認識していますので今後引き締めて更なる業績回復が出来るようにやっていきたい」

気になる今後の電気料金については、「円安が進めば電気料金に与える負担は増える形になる」としながらも、原油や石炭などの燃料価格の減少もあり、「落ち着いた水準にある」としています。