※ 著作権や肖像権などの都合により、全体または一部を配信できない場合があります。

大きいものでは240キロオーバーです。黒いダイヤとも呼ばれる「クロマグロ」の漁が最盛期を迎え、石垣漁港ではまるまるとしたクロマグロが次々と水揚げされています。

30日、石垣漁港では、マグロ漁船から重量感たっぷりのクロマグロが次々と水揚げされていました。大きいものでは240キロオーバー。まるまるとしたクロマグロは用意した段ボール箱に入りきらない巨体でした。

クロマグロ漁は国による資源管理が行われていて、今年度(2024年度)の沖縄県の割当て漁獲量は147.5トンです。ほぼ同じ割り当てだった昨年度はゴールデンウイーク明けの5月9日に漁獲量が上限に達したため、翌日の10日から禁漁期間となりました。

今年度、県による速報値では、4月23日現在で漁獲割り当ての14%が水揚げされているということで、昨年度に比べると漁獲量のペースは少し落ちているものの、最盛期を迎えた漁港は活気に満ちていました。

水揚げされたクロマグロは多くが本土の市場へ向けて出荷されるということです。