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辺野古新基地建設の大浦湾側の埋め立て工事で、政府が鹿児島県からの土砂搬入を検討していることがわかりました。

沖縄防衛局は、1月から大浦湾側の工事を始めています。これまでは県内の土砂を工事に使用していましたが、政府関係者によりますと、不足に対応するため奄美大島から土砂を運ぶことを検討しているということです。

奄美大島からの土砂搬入は来年の初頭にも始める方針です。政府は沖縄戦の激戦地の沖縄本島南部を土砂の採取地に追加していましたが、沖縄戦の戦没者の遺骨が混ざる可能性が指摘されていました。

奄美大島からの土砂採取は、こうした批判を避けるねらいがあるとみられます。

沖縄県は、特定外来生物の侵入を防ぐことを目的に、県外からの土砂搬入を条例で規制しています。