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2024年4月1日、国が特定利用港湾に指定した石垣港に2024年4月11日、海上自衛隊の水中処分母船が補給などのために寄港しました。

2024年4月11日午後5時すぎ、石垣港の沖合いに姿を見せたのは、うるま市の海上自衛隊沖縄基地隊に所属する、海中の危険物の探知や処分を任務とする水中処分母船6号です。

今回の寄港は、与那国島沖で見つかった第二次大戦中の爆弾とみられる危険物調査を終え、沖縄本島に戻る途中、隊員の休養と燃料や水の補給などを目的としています。

2024年4月月1日に国が、特定利用港湾に指定後の寄港になりましたが、海上自衛隊によりますと、今回の寄港は、指定以前からの計画で指定を受けての利用ではないとしています。

水中処分母船は、2024年4月14日の午後まで滞在する予定になっていて、2024年4月13日・14日は、船を一般公開する予定です。

一方、石垣港の軍事利用を懸念する市民団体は、「船の一般公開を中止し、補給が終了すれば直ちに出港するよう求める」と声明を出しました。