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2024年3月14日、アメリカ軍が嘉手納基地でパラシュート降下訓練を実施したことを受け玉城知事は、「嘉手納での訓練の常態化」に懸念を示しました。

アメリカ軍は、日米両政府の合意のもとパラシュート降下訓練を基本的に伊江島補助飛行場で行うことになっていますが、「補助飛行場の滑走路の状態が悪く航空機の離着陸に適さない」などを理由に「例外的な場合に限られる」とされる嘉手納基地での訓練を4カ月連続で実施しています。

玉城知事は「今後なし崩し的に訓練が繰り返し行われることを強く懸念しており、厳重に日米両政府に抗議してまいりたいと考えている」と述べました。玉城知事は、2024年3月15日の会見でこのように述べ嘉手納基地での訓練が常態化されることへの懸念を示しました。

また軍が、嘉手納基地での訓練実施の理由としている伊江島補助飛行場が訓練に適さないという点について、「整備されるまでの間、訓練を中止するか県外国外で実施すべき」との考えを述べました。