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2023年夏の高校野球沖縄大会で準優勝を果たした日本ウェルネス沖縄高校の57歳の監督が元コーチの男性を蹴りけがを負わせたとして15日逮捕されました。傷害の疑いで逮捕されたのは日本ウェルネス沖縄高校の野球部の監督を務める五十嵐康朗容疑者(57)です。

警察によりますと、五十嵐容疑者は、2022年9月、北谷町にある野球場の2階の廊下で男性の左足を蹴ってけがをさせた疑いがもたれています。2023年1月、男性から警察に相談あり3月に警察が被害届を受理して関係者から話を聞くなど捜査を進めていました。

学校によりますと、足を蹴られた男性は元コーチで、2022年9月、五十嵐容疑者から学校側に元コーチの度重なる不祥事などを注意した際、暴力を振るったと報告があり減給処分や指導をしたということです。警察は捜査に支障があるとして認否を明らかにしていません。

五十嵐容疑者は、2019年8月から日本ウェルネス沖縄高校の監督を務め、2023年、高校野球春季大会で、初優勝に導いたほか夏の高校野球沖縄大会では、準優勝を果しました。

事件を受け学校は「事実関係が明らかになり次第、厳正に対処するとともに不祥事の再発防止と生徒のケアに努める」とコメントしています。

警察は、当時の状況や犯行の動機などを詳しく調べています。