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大麻取締法違反の疑いで陸上自衛隊の隊員が相次いで逮捕された事件を受け那覇駐屯地で隊員を対象にした大規模な検査が行われていたことがわかりました。

陸上自衛隊によりますと那覇駐屯地では10月上旬に2000人以上いる隊員を対象に大麻の使用に関するキットを使った尿検査を実施していました。

自衛隊は調査結果など詳細は控えるとしていて「警務隊から警察には適切に情報共有をしている」としています。

陸上自衛隊那覇駐屯地に所属する当時19歳の男は8月下旬に駐屯地内にある建物1階の喫煙所で乾燥大麻0・859gを同僚の男に8000円で売り渡したとされていて、2人とも逮捕・起訴されています。

捜査関係者によりますと警察が隊舎を捜索した時に当時19歳の男の所持品からビニール袋に入った乾燥大麻0・36gが見つかっていて11月2日に当時19歳の男を大麻所持の疑いでも書類送検していました。

警察の調べに対して当時19歳の男は「駐屯地内で大麻を使用した」旨の話をしているということです。SNSなどを使って密売人から購入したとみられています。