※ 著作権や肖像権などの都合により、全体または一部を配信できない場合があります。
政務活動費の不正受給や土地の権利をめぐる現金のやりとりといったカネにまつわる疑惑が取りざたされている那覇市議会の久高友弘前議長が１０月１８日に辞職願を提出したことがわかりました。
那覇市議会事務局によりますと前の議長だった久高友弘議員は１０月１８日９時ごろに代理人を通じて辞職願を提出するとともに返還を申し出ていた１９２万円の政務活動費について市議会に振り込むための書類を受け取りました。
議員の辞職については議長の判断が必要で権限を持つ野原嘉孝議長が宮古島に出張しているため、１０月１９日午後１時以降に判断することになる見通しです。
久高前議長には実体のない人件費などを政務活動費として請求して不正に受け取った詐欺や土地の権利をめぐって数千万円の現金を会社代表の男性から受け取った収賄の疑惑が持たれていて自宅や関係先を家宅捜索するなど警察が捜査を進めています。
市議会では１０月２０日に開かれる各派代表者会議に久高議員を呼び出して一連の疑惑について説明を求めることになっていてます。
