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9月は障害者雇用支援月間です。特別支援学校に通う生徒たちがホテル関連企業を訪ねて卒業後の雇用拡大への協力を訴えました。

特別支援学校に通う生徒たちの働く機会を広げようと沖縄県や労働局などが連携して企業や団体に積極的な採用を訴えていて、那覇市のホテルを訪問し、県教育長をはじめ特別支援学校の生徒などおよそ20人が就業体験の受け入れや卒業後の雇用拡大への協力を求めました。

やえせ高等支援学校3年の赤嶺姫奈乃さんは「将来は人と関わり、社会の役に立ちたいと思っています。ぜひ、御社の実習を通して卒業後の進路を決定し、ホテル業という仕事を通して、人の喜ばれる存在になりたいです」と話しました。

2023年3月に特別支援学校を卒業した生徒の企業への就職率は39%と、徐々に高まっています。ただ、働ける期間が定められている「有期雇用」が多いことから、県は企業の障がい者雇用に対する理解促進をはかりながら無期雇用を増やしたい考えです。