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2023年8月22日は旧暦の七夕です。8月28日に迎える旧盆を前に那覇市では、お供え用の果物が入荷のピークを迎えています。

旧暦の七夕は、ご先祖様にお盆が近づいていることを知らせ、この世に招待するソーローウンケーと呼ばれています。那覇市の青果場には、お供え用の果物が産地から続々と到着しています。青々としたバナナやパイナップル、モンキーバナナはフィリピン産でどれもお供え物の代表格です。また、南アフリカ産のオレンジやグレープフルーツなどご先祖様も喜んでくれそうな果物の入荷がピークを迎えています。

2023年は、県内に甚大な被害をもたらした台風6号の影響で船の欠航が相次ぎましたが、臨時便を手配し7品目であわせて464トンと例年並みの入荷になりました。

那覇青果物卸商事業協同組合の長松九一郎さんは「今年は家族そろって仏壇の前で楽しいお盆久しぶりの交流ができるお盆を果物を囲んで過ごしてほしい」と述べました。

食品の値上がりが続く中、お供え物の果物の価格は据え置きのままスーパーなどの店頭に並ぶ予定です。連日、食品やガソリンなど生活に欠かせない必需品の値上げをニュースでお伝えしていますが、ご先祖様もあの世で気にされているかもしれませんね。