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一度通過した台風が戻ってきたことで雨風に長時間さらされた県内各地で土砂災害が相次ぎました。

8月6日、本島北部に線状降水帯が発生するなど県内各地で強い雨が降り続き、土砂崩れやがけ崩れが相次ぎました。うるま市では老人ホームの裏手にある崖が高さ40メートル・幅20メートルにわたって崩れました。けがをした人はいませんでした。

ただ、敷地内まで土砂や木が流れ込んだために当時、施設にいた利用者を含む13人が近くの公民館に避難しました。

市内の別の場所では土砂崩れに巻き込まれた車が立往生する事態に陥りました。運転していた高齢女性にけがはなく自力で脱出したということです。

また、名護市では海岸に面した国道449号で3日前から続いた道路の冠水で海から流れ込んだ土砂が道路を覆いつくしていたため、現在も全面通行止めとなっています。復旧のめどは立っていないということです。