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「3年ぶり」にやんばるの森へと帰っていきました。沖縄県国頭村でけがから回復した国の天然記念物「ノグチゲラ」の放鳥が行われました。

保護されていたメスのノグチゲラは2020年6月、国頭村にある住宅の窓ガラスにぶつかり骨折した状態で見つかりました。うるま市の「どうぶつたちの病院沖縄」で飛ぶことも立ち上がることもできないところから約3年のリハビリを経て回復しました。

放鳥を見守った子どもたち「いるいるまだいる」「本当だ奥にいる」7月10日にノグチゲラの放鳥が行われ、地元の学童クラブの子どもたちが森に帰っていく様子を見届けました。

放鳥を見守った子どもたち「羽が白かった。玉模様でカラスみたいだった」

環境省やんばる自然保護官事務所・椎野風香さん「これからやんばるの森でペアを見つけてたくましく生きてほしいと思います」

環境省などは野鳥が窓ガラスに衝突する事故を防ぐため、カーテンや衝突防止ステッカーの設置などを呼びかけています。