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火災で焼失した首里城正殿の龍頭棟飾について沖縄県内の事業者を主体とした復元になるよう壺屋焼の事業者の組合が那覇市議会に訴えました。

5月23日に開かれた那覇市議会の厚生経済常任委員会では火災によって焼失した首里城正殿にあった龍頭棟飾の復元が議題にあげられ、参考人として壺屋陶器事業協同組合の理事長らが出席しました。

龍頭棟飾の復元は平成の復元の時に携わった県外の制作者と沖縄県内の職人が共同で行うことが検討されていますが、組合側は「県内の事業者が主体となって制作されるべきだ」と訴えました。

壺屋陶器事業協同組合島袋常秀・理事長「壺屋の技術を生かして龍頭棟飾を制作させてほしい。壺屋を主体とした形で制作をさせてほしい」

組合側は壺屋焼の事業継承や若手育成の観点からも県内の事業者が主体となることに意義があるとも訴えています。