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新型コロナウイルスの感染症法上の位置づけが5月8日から季節性インフルエンザと同じ「5類」に移行します。これまでの対策が個人の判断に委ねられます。

新型コロナの5類移行に伴って感染者に求められていた「外出自粛」はなくなり発症してから5日間は「外出を控えることを推奨する」と共に発症後10日間は「マスクの着用及び高齢者との接触を控える」など周囲に配慮することが呼びかけられています。

また、外出自粛を求めることができなくなったことを受けてこれまで沖縄県が運営してきた宿泊施設を使った療養も原則、なくなります。県民を対象に無料で実施されていた無料のPCR検査や抗原検査が終了したほか、外来による受診や入院などの医療費の公費負担が一部を除いてなくなるため1割から3割の自己負担になります。

2024年3月まで一定の公費負担は継続されます発熱した時に24時間で対応する電話相談窓口や沖縄に来た観光客に対応する旅行者用の相談センターは当面の間、継続されます。

これまで毎日公表されてきた新規感染者や入院患者、病床使用率などの情報は5月8日の公表が最後になります。今後は県内54カ所の医療機関による「定点把握」に変えて「週1回」毎週木曜日にそれぞれの報告をまとめた推計値として発表されます。

沖縄県は感染状況に応じて「注意報」や「警報」を出して注意喚起を行う方針です。