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ドライバーの男性は、「最悪、死んでいたかもしれない」と当時のことを振り返りました。恩納村の国道で逆走した車と正面衝突しかけた一部始終がドライブレコーダーに残されていました。

未明の道路を走行する車。しかし、次の瞬間ドライブレコーダーの音声が「なんで!あっぶない。怖~。良かった~」と残っていました。対向車が車線をはみ出しものすごいスピードで突っ込んできました。

これはQABに寄せられたドライブレコーダーの映像です。動画を投稿した、よーしーさんによりますと、2023年4月30日、名護市での用事を終え、友人と一緒に恩納村の自宅に戻る途中でした。

4月30日午前3時40分ごろ普段からよく利用している恩納村安富祖の国道58号を南向けに走行していて、右カーブに差しかかったところ、反対車線の車がセンターラインを越えて男性の車に相当なスピードで近づいてきました。

電話取材でよーしーさんは「スピードも速いなという印象もあったし、曲がり切れていないような感じもしたし、気づけばもう正面に車が迫っていて、本当に怖かったですね」と話しました。

逆走してきた車は、はみ出したことに気がついたのか、元の車線に戻ろうとウィンカーを出しています。正面衝突寸前のところで回避できましたが、男性は、今回の出来事を境に車を運転しているとあの時の光景がフラッシュバックして、心拍数が上がるなどトラウマが残っていると話します。

よーしーさんは「あの一瞬で判断が間に合わなかったりすると、正面衝突。最悪、死んでいたかもしれないですし、本当にもう怒りしかないですね」と話しました。

ゴールデンウィークも後半戦。ドライバーにはより一層、安全運転が求められています。