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陸上自衛隊のヘリコプターが宮古島周辺で消息を絶った事故で、引き揚げた機体を乗せた船が5月4日午後、熊本県へ向けて出航しました。

町龍太郎記者は「事故の発生からおよそ1カ月。海底から引き揚げた、機体の一部を乗せた船が熊本へと向かって動き出しました。」と伝えました。

陸上自衛隊の幹部ら10人を乗せたヘリコプターが宮古島周辺で消息を絶った事故で、機体の一部を回収したサルベージ船が作業を終えて5月4日午後2時40分ごろ、宮古島から熊本県の八代港にむけて、出港しました。

引き揚げられた機体はその後、陸路で陸上自衛隊・高遊原分屯地に運ばれるということです。一方、現場海域には5月4日の朝から自衛隊の潜水艦救難艦ちはやの姿があり、まだ見つかっていない4人の捜索を続けています。