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交通事故などでけがをしたヤンバルクイナの治療やリハビリを行う施設が完成し、開所式が行われました。

ヤンバルクイナ・リハビリセンターは2022年9月に国頭村安田のくいなふれあい公園内に建設を開始し、インターネットで寄付を募るクラウドファンディングで資金を集めました。

施設では、交通事故などでけがをしたヤンバルクイナを収容し治療やリハビリを行うための部屋が3つあり、生息する環境に近い状態を再現していて、水浴びや木登りができるようになっています。

この日は、ヤンバルクイナ1羽を部屋に放し、木登りの角度など、しばらく観察したのちに調整するということです。

開所式で、NPO法人「どうぶつたちの病院沖縄」の長嶺隆理事長は「けがをしたり病気になったヤンバルクイナのリハビリ施設は必要だった。全国の皆さんの期待に応えられるように頑張りたい」と抱負を述べました。