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戦争の悲惨さを描き続けた画家の夫婦が手がけた「沖縄戦」の作品とともに関連する証言などを紹介するドキュメンタリー映画が完成しました。

襲い来る真っ赤な炎から逃げ惑う人や血を流して倒れている人など住民を巻き込んだ地上戦となった沖縄戦の悲劇が表現されています。

映画「沖縄戦の図」は戦争の惨状を「絵画」で伝え続け、ノーベル平和賞にノミネートされた丸木位里さんと俊さん夫妻が1983年から1987年にかけて沖縄戦を体験した人の話を聞きながら、戦跡を実際に見てまわって描いたという全14作品を紹介しています。

河邑厚徳監督「14部(の作品)をもう一回、今の時点で読み解いて、見て、絵の中に込められている深い怒りだとかメッセージとか悲しみとかっていうのを伝えていく」

映画は、4月15日に沖縄国際映画祭で上映されるほか一般向けには6月17日に桜坂劇場で始まったあと順次、全国公開されます。