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沖縄尚学あすの1回戦に向けて練習

あす開幕する春のセンバツ高校野球。9年ぶりの出場となった九州王者の沖縄尚学は、大会初日の第3試合で岐阜の大垣日大と対戦します。初戦突破へ!現地で取材をしている寺崎アナが監督や選手たちに意気込みを聞きました。

あさっての1回戦に向けて、東大阪・花園で調整を行っています。試合が間近に迫っているということもあって、緊迫した雰囲気が伝わってきます。

大会初日に東海大会ベスト4の大垣日大に対する沖縄尚学はきのうの練習で実際の試合を想定したノックを行い丁寧に確実にアウトにできるよう、1球1球に対する厳しさを追求していました。

比嘉公也監督は、勝負のカギは「いかに守りでミスをしないか」にあると話します。

比嘉公也監督「取れるアウトをとにかくどんな形でも取るというところを甲子園で見せてほしいし成長してほしい」

バッティングでは、去年の九州大会で打率7割越えの知花慎之助を始めとする強力打撃陣の実力発揮が期待されます。「1球目から振りに行く積極的な攻撃」で得点を狙います。

佐野春斗主将「引くことなく攻めることが大事だし、やりたいことがそう簡単にできると思っていないので、少ないチャンスをものにして相手よりどんな形でもよいので1点でも多くとってなんとか勝ちたい」

また、エースの東恩納蒼は他のピッチャー陣とともにキャッチボールでの調整などを行っていました。小技を交えてつないでくる大垣日大打線に対します。

東恩納蒼選手「(大垣日大は)まっすぐに強いというイメージがあるので、そこをうまくかわしたり逆にストレートで押したりキャッチャーと考えながらやっていきたい。野球をしてきて夢の舞台なのでしっかり自分の力を発揮してアピールしたい」

沖縄尚学はあす午後3時半から行われる第3試合で、日本一を目指し、初戦に挑みます。

沖縄尚学 2014年(9年前)は、明治神宮大会で優勝した枠で出場。ベスト8まで勝ち進む・1999年に、沖縄勢として初めて春のセンバツ優勝。2008年に2回目のセンバツ優勝。

大垣日大は、2年連続5回目の出場2007年には準優勝を果たしています。