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2022年の一年間に沖縄を訪れた観光客は569万7800人でした。コロナ前の約6割の水準まで回復してきました。

沖縄県によりますと2022年の入域観光客は569万7800人で2020年と比べて268万1000人増え増加率は88・9%でした。

増加数では過去最多で、増加率も1975年に次ぐ2番目の水準です。2021年4月以降、行動制限がない状況が続いていることや10月に始まった全国旅行支援で需要が呼び起されたことなどが観光客が増えた要因にあげられています。

2023年の見通しについて県は国内客は「引き続き好調に推移することが期待される」としています。海外客は航空路線の運航再開などで「さらなる旅行需要の取り込みが期待される」としています。

ただ、県内で新型コロナとインフルエンザの同時流行が起きていることもあり、観光客に事前のワクチン接種や十分な健康観察を呼びかけています。